再婚で式を挙げるか、挙げないか
再婚の話が現実味を帯びてくると、多くの方が一度立ち止まる問いがあります。式を挙げるのか、挙げないのか。一度経験しているぶん「やりたい」と口に出しにくく、かといって何もしないまま籍を入れるのも落ち着かない。この迷いを誰にも言えないまま何ヶ月も過ごす方は、めずらしくありません。
先に申し上げると、どちらが正しいということはありません。ただ、決める順番があると迷いにくくなります。
「挙げない」と考える方が多い背景
再婚では、挙式をしない選択が選ばれることが多いです。理由はだいたい重なっています。一度きちんとやったという気持ち、同じ親族にもう一度声をかけることへのためらい、子どもが落ち着かないのではという心配、それに準備と費用の負担です。40代50代になると、親の体調や仕事の都合も現実的な制約になります。
「挙げないのは後ろめたいからでしょうか」と聞かれることもありますが、お話を伺っていくと、後ろめたさよりも「お相手や家族に負担をかけたくない」という理由が先に来ていることが多いです。それは引け目ではなく、配慮だと思います。

それでも「やってよかった」という方もいます
一方で、小さくても形にしてよかったと話される方もいます。多いのは、お相手が初婚の場合です。お相手にとっては一度きりの機会で、ご家族が楽しみにしていることもあります。自分の事情だけで先に決めてしまうと、あとから気づくことになりやすいところです。
子どもがいる再婚では、式が「家族が増えた日」の区切りになることもあります。当日に小さな役割を持ってもらうと、言葉で説明するより伝わった、と話される方もいます。子どもへの伝え方そのものについては子連れ再婚、子どもにどう伝える?進め方と気をつけたいことでも触れています。
決めるのは、二人がそろってから
婚活の段階で答えを出しておく必要はありません。むしろ、お相手が決まる前に「自分は挙げない」と固めてしまうと、交際が進んだときに言い出しにくくなります。
順番としては、まずお互いの希望を聞くこと。次に、子どもと親の状況を確かめること。費用の話はそのあとです。最初に費用から入ると「やらない」に流れやすく、本当はやりたかった側が黙ってしまうことがあります。
親に戸惑いや反対がある場合は、式の話とは切り離して時間をかけたほうがまとまりやすいです。再婚を親にどう伝えるか。反対されたときの考え方もあわせてご覧ください。
「挙げる/挙げない」の二択ではありません
実際には、その間にいくつも形があります。写真だけ残す、家族と数人で食事をする、挙式のみで披露宴はしない、入籍から何年か経ってから改めて行う。どれも選ばれている形です。
二択で考えると重くなります。三つめを探すほうが決まりやすい、というのが、これまで伺ってきた実感です。
よくある質問
Q. 再婚だと、式場で気まずくならないでしょうか。 再婚のご相談は式場側も慣れていることが多く、規模の小さい形や写真だけのプランも用意されています。ご希望を最初に伝えておくと、話が進みやすいことが多いです。
Q. お相手が初婚で、式を望んでいたらどうすればいいですか。 まず、望んでいる理由を聞いてみてください。「一度やってみたかった」なのか「家族に見せたい」なのかで、代わりになる形が変わります。そのうえで折り合いがつかないときは、担当にご相談ください。第三者が入ると話しやすくなることがあります。
Q. 費用や財産のことは、いつ話すのが自然ですか。 式の話と同時に出てくることが多いですが、慌てなくて大丈夫です。養育費や財産分与など法的な取り決めが絡む場合は、詳しくは弁護士など専門家にご相談ください。
アンコールでは、こうした「まだ誰にも言っていない迷い」から伺っています。日々のやり取りはLINE、判断が要る場面は電話や面談で担当が一緒に考えます。まずはLINEで、気軽に無料相談から。